オフィスの床について!適した色や素材の選び方も解説

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オフィスの床について!適した色や素材の選び方も解説

オフィスの床は、空間全体の印象や従業員の気分に影響する重要な要素です。
色や素材の選び方次第で、社員の集中力や業務効率はもちろん、来客の印象にも差が出ます。
本記事では、オフィスに適した床の色や素材、エリアごとの選定ポイントについて解説します。

オフィスの床の色が与える印象と効果

オフィスの床の色が与える印象と効果

オフィスの床の色は、空間の印象に影響するだけでなく、従業員の心理状態や作業効率にも関わります。
ここでは、色の効果を「暖色」「寒色」「中性色」の3つに分類し、それぞれの特徴を解説します。

暖色がもたらす温かみと活気のある空間づくり

赤・オレンジ・黄色などの暖色系は交感神経を刺激し、活発で前向きな気分を引き出します。
ミーティングルームなど意見交換がおこなわれる場に適しており、生産性の向上にもつながります。
ただし、使いすぎると圧迫感を与えるため、全面に利用するのではなくポイント使いがおすすめです。
さらに、暖色は体感温度を高める効果もあるため、冬場の寒さ対策としても役立つでしょう。
ただし、色の感じ方は個人差や文化的背景によっても異なるため、「一般的にこのような傾向がある」と理解して活用することが大切です。

寒色が演出する冷静さや清潔感のある雰囲気

寒色とは、青や青緑、青紫など、涼しさや冷静さを連想させる色合いのことです。
これらの色は、人の心理に落ち着きや清潔感を与える効果があり、視覚的にも穏やかな印象を演出します。
興奮を抑える作用もあるため、社内の会議室や研修ルーム、集中力が求められる執務エリアなどに取り入れると、自然と冷静で整った雰囲気を作り出せるでしょう。
また、淡いブルー系の床材を使用すると奥行き感が生まれ、空間を広く見せる視覚効果も期待できます。
さらに白系の床材は光を反射しやすいため、室内全体の明るさが向上し、照明の使用量を抑えられるといったメリットもあります。
もっとも、照明や窓の採光、壁や天井の色など空間全体の設計条件によって効果は変わるため、環境に応じた検討が必要です。

中性色によるバランスの取れた落ち着き

中性色とは、赤やオレンジといった暖色系、青や青緑といった寒色系に分類されない色のことです。
緑や黄緑、紫、グレーやベージュなどの無彩色まで幅広い色が含まれ、それぞれの色がもたらす心理的効果も異なります。
たとえば緑は自然を連想させる色として目に優しく、心を落ち着かせリラックス効果をもたらすといわれています。
オフィスに取り入れることで、執務や会議での緊張を和らげたり、長時間の作業による目や心の疲労を軽減したりする効果が期待できるでしょう。
また、黄緑は軽やかで爽やかな印象を与え、柔らかい雰囲気を演出するのに適しています。
茶色やベージュの床は、温かみのある親しみやすさと落ち着いた高級感を兼ね備えており、応接室やエントランスなど、来客の印象を重視する空間におすすめです。

オフィスの床素材が与える印象と効果

オフィスの床素材が与える印象と効果

オフィスの床を選ぶ際は、カラーだけでなく素材にも注目しましょう。
ここでは代表的な「タイルカーペット」「ビニルタイプ」「天然素材」の特徴と、それぞれの活用ポイントについて解説します。

タイルカーペット

タイルカーペットは耐久性と防音性に優れており、共用スペースなどでの使用に適しています。
汚れた部分だけを取り替えられるため、メンテナンスも楽です。
また、色や柄のバリエーションが豊富で、ゾーニングやブランドイメージの演出にも活用できます。
吸音性能は同じ厚さのビニル床の約2倍とされており、快適な空間づくりにも寄与します。
製品によっては下地にリサイクル材を使用して環境負荷を抑えることも可能です。
さらに、パイルの長さや糸の撚り方を工夫することで、歩行感や遮音性能を空間ごとに調整できます。
定期的にドライクリーニングをおこなえば、美観を維持しながら10年以上の耐用年数が期待できます。
実際の耐用年数は使用頻度や清掃・メンテナンスの状況によって異なるため、あくまで目安と考えておきましょう。

ビニルタイプ

ビニル床は水や汚れに強く、掃除が簡単なため日々のメンテナンス負担を軽減できます。
施工費込みで比較的低コストなため、広いオフィスにも導入しやすい素材といえるでしょう。
木目調や石目調などリアルな質感の製品も多く、デザイン面でも進化しています。
また施工期間が短く済むため、営業を止められないテナントビルにもおすすめです。
表面にUVコーティングが施された製品なら、傷や退色に強く、美観を長期間保つことが可能です。
防滑仕様や帯電防止仕様など機能性を強化した製品も増えているため、オフィスのニーズに合わせて選択しましょう。
なお、近年では再生プラスチックを配合したエコビニルも登場しており、環境配慮型オフィスでの需要が高まっています。

天然素材

木質フローリングや大理石などの天然素材は、自然の温もりや高級感を演出できる点が魅力です。
調湿性にも優れており、湿度の高い空間でも快適さを保ちやすくなります。
ただしコストや手入れの手間がかかるため、エントランスや応接室など、印象を与えたい場所でのポイント使いがおすすめです。
スギやヒノキなどの国産材を使用すれば、香りによるリラックス効果も期待できるでしょう。
また大理石は熱伝導率が高いため、床暖房と組み合わせると快適性が向上します。
オイルフィニッシュ仕上げの無垢材なら経年変化も楽しめ、企業のサステナビリティを体感的に示す手段にもなります。

オフィス空間ごとに適した床の選び方

オフィス空間ごとに適した床の選び方

オフィスの床選びは、空間ごとの用途や目的に応じて重視すべきポイントが変わります。
ここでは代表的な空間である「エントランス」「執務室」「会議室」の3つに焦点を当て、それぞれに適した床材の選び方や注意点を解説します。

エントランス

エントランスは企業の顔となる重要な空間です。
来訪者に信頼感を与えるには寒色系やアースカラーが効果的で、白や淡いグレーを取り入れると明るく開放的な印象を演出できます。
床材には耐久性と清掃性が求められるため、長期間にわたって美観を保てる石目調のビニル床や木目調フロアタイルがおすすめです。
さらに、企業ロゴと同系色のラインを床に埋め込むことで、ブランドイメージを直感的に伝えることも可能です。
照明や家具とのカラースキームを統一すると、空間全体の一体感が増し、来訪者の期待感を高めることができるでしょう。

執務室

執務室では、集中力を維持するためにブルーやグレーなどの寒色系が適しています。
彩度を抑えた落ち着いたトーンは、視覚的な疲労を軽減する効果も期待できます。
床材には吸音性とクッション性に優れたタイルカーペットを用いると、静音性を確保しつつメンテナンスも容易です。
また、通路とデスク周りで床材を切り替えることで視覚的にゾーニングでき、動線を明確にすることが可能です。
在宅勤務の増加により、オフィスを集中作業専用スペースとして活用する場合にも寒色系の床は適しています。

会議室

会議室は、落ち着きと円滑な対話を促す空間づくりが重要です。
床の配色はグレーやネイビーを基調に、暖色をアクセントとして取り入れると、穏やかさと活気を両立できます。
遮音性の高いタイルカーペットを敷けば、発言が聞き取りやすく、濃色のパターンは格式ある雰囲気を演出できるでしょう。
また木目調や石目調のビニル床を使うと、企業のブランドイメージに合わせたデザイン表現も可能です。

まとめ

オフィスの床は、色や素材の選び方によって空間の印象が変わるだけでなく、社員の集中力や業務効率にも影響する重要な要素です。
暖色や寒色、中性色などの色味を活かすことで、目的や職種に応じた雰囲気づくりが可能になります。
また、用途や場所に適した床素材を選ぶことで、快適さと機能性を両立させた職場環境を整えられるでしょう。

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